Défense d'entrer

19 mai 2019, dimanche

 

梅雨入りする前にと、午後3時からデッキの再塗装(塗料はキシラデコールのチーク)。

床塗直し

デッキ修復

デッキ修復

 

傷んだ箇所の補修。

 

床塗直し

事故で車が破損してないので、車庫スペースへの侵入禁止のしつらえをする。

怪しく危険な人間が住んでいそうな雰囲気を演出。

女性は気持ち悪がるようだが、子供は平気で突破するようだ。

泥棒や空き巣に効くか。

Poser un plancher

18 mai 2019, samedi

 

車で事故。

忙しすぎるためか、めげる。

 

それでも時間がないので、2時間後、単車で東九条まで赴き、ソルカフェの2階の床材をつくる。

加工場所の崇仁小学校からカフェソルまで切った床材を数往復して手で運ぶ。車がないからだ。

ソルカフェ床

床板は12mm構造用合板(税抜1080円)。コーナンプロ吉祥院に調達に行き、借りた軽トラで8枚運ぶ。

ほかに照明具なども。

夜9時すぎには床板を6枚仮置きする。

喜ぶ女子たち。

trace de l'eau

17 mai 2019, vendredi

 

総合基礎に加え、やんそるさんのカフェ2階の改修のための材木調達や裁断・施工指導などの仕事が加わったので、目の回る忙しさが続く。

この日は午後、京都駅近くの国交省京都国道事務所工務課へ。

柳原銀行記念資料館前の噴水の管理担当と水路の水量増加の可能性を確かめるためだ。

なぜかといえば、崇仁地区以南の高瀬川の水量がもう少し上がれば、1月に提案したように()、B地区に山水河原者の親水空間をつくったり、東九条の空き地に高瀬川の過去の流路をコラージュして氾濫原公園をつくるなど、親水性の高い新しい都市空間を生み出す可能性がいっきに広がるからだ。

崇仁

崇仁

京都市の河川整備課の上田さんから、この噴水は、24号線のJR下の道路排水をポンプアップしているので担当は国道事務所だと聞いた。それでポンプの機構や排出先調整の可能性を知りたくて、担当者に会いに行ったのだ。

 

だが、担当の藤岡係長と話してわかったのは、噴水の水とJRアンダーの排水は物理的に無関係、後者の排水機構のコントロールなどによって噴水の水量を増やすことはできない、ということだった。

2002年の24号線の掘下げ/高瀬川の流路変更の工事のあと、国交省側は道路排水の一部を高瀬川に流すことを京都市側に提案したが拒否され、やむなく110mm を越える大雨になったときのみ、JR以南の高瀬川に流しているそうだ。

電話対応のぶっきらぼうさとちがって、藤岡さんとは話が通じ、ポンプの図面も提供していただいた。

 

まちがった情報を渡され、頭に来ていたら、すぐあと河川整備課からメールで、

「柳原銀行記念資料館前ポンプ及び水路の管理者は,京都市都市計画局すまいまちづくり課で,将来的には芸大の方にポンプ及び水路共に引継ぐ予定」との情報が入った。

縦割り行政のうえ、担当者をころころ変えるので、正確な情報が引き継がれていないのだ。

 

噴水や水路が外構デザインの一部になるのはまちがいないが、水量とそのコントロールは、崇仁〜東九条の高瀬川流域のデザインにとってとても重要だ。だが、きっと芸大の敷地と地域のデザインを高瀬川で連結させて考えていくことまで、今の行政の体制ではできないだろう。

 

崇仁

崇仁

久しぶりに崇仁に来てみると、テラス設置地区の市営住宅建設が進んでいる。

本年9月上旬に完成するとかで、建物周りの仮囲いがはずされ、団地の相貌が姿を現わしつつある。

崇仁

 

どんどん進む風景の改変。

一人こだわっている自分がふとばからしく思えてきた。

移転基本コンセプトをつくった手前、責任を感じてあれこれ動いてきたが、余計なお世話なのではないか。

 

trop des choses à faire

14 - 15 mai 2019

 

大学の仕事が忙しい。

 

5月14日(火)総合基礎第1課題合評。

総合基礎

総合基礎

新入生の最初の課題なので、いろいろ手伝ってやらねねばならない。

土壁づくりの素材と技術の提供も、後始末がついてくる。

ほかの先生方はうまい言い方で評価するが、この日はぼくは言葉が出ず、「準備と後始末は制作と同じくらい重要。いい始末が次につながる」としか言えなかった。

 

・ ・ ・

5月15日(水)

文字の造形的可能性を探求する造形計画1Aは、総合的キュビスムを実際に「演奏」する「ギターのレッスン」。ギターのレッスン

 

総合的キュビスムは、その後の抽象芸術や概念芸術はじめ、20世紀芸術の起点となったが、それを実際に実習させるのは、世界の美大のなかでもまれだと思う。歴史・理論研究と制作実践が切れているからだ。

総合的キュビスム_ギターのレッスン

こういう実習には説明資料や材料やモチーフの調達はじめ、いろんな準備が必要だが、全部一人でしなければならない。

"Aria de Bach"のタイトル文字を入れた楽譜を急きょつくり、コラージュ用の木目のシール紙を調達する。

総合的キュビスム_ギターのレッスン

 

だが芸大でやるのはこれが最後になるような気がする。

 

昼の13時からは、デザイン科2回生向けのデザイン基礎のレクチャー。

デザインは理論としてでなく、実務としてやってきたので、どう話したらいいのか、準備が徹夜になったが、まとまらなかった。

グラフィックからプロダクト、空間デザインまで、ぼくは何でも抵抗なく手を出しすぎる。

美術をやっていくうえでの必要性や関心の広がりからそうなったのだが、そもそも自分は基本的にアートとデザインを区別して定義することに関心がない。見境なくアイデアが生まれ、見境なくつくりたい、というのが根本にある。

 

このままでは、まとまらないまま人生が終わりそうだ。

 

marriage des élèves

12 mai 2019, dimanche

 

茗荷菜月

 

教え子である茗荷恭平と前田菜月の結婚式に呼ばれ、乾杯の発声を頼まれる。

茗荷君はVD、前田さんは漆工専攻だが、13年ほど前に京芸に入学して以来、ずっと二人仲良くぼくの「造形計画」の授業をとっていた。

「乾杯」だけならいいが、何か挨拶した方がいいらしい。

だが、ぼくはまったく常識的な挨拶の仕方を知らない上に、前日まで総合基礎の研修旅行で、京都に戻ってからもヤンソルさんのカフェ2階の改装を手伝っていた。

当日朝、式場のある芦屋までの車中で挨拶文の草稿を書いた。

バタバタしているのは13年前と変わらない。

最初に指名されて手書きの原稿を読んだが、ぼくの拙い挨拶は、

3年かけて準備したという彼らの手作りの挙式に貢献できただろうか。

 

茗荷菜月