Angle du Temple Hou-on-ji_2

12 novembre 2019, mardi

 

「報恩寺の角度」展のフライヤーが三嶽伊紗さんから届いた。

 

報恩寺の角度

 

報恩寺の角度

 

キュレーターの林ケイタさん、デザイナーの山田卓矢さんがいずれも三嶽さんと懇意で、そこから今回の展覧会が始まったので、4人の中心になっていろいろ気配りしながら働いてくださっている。

フライヤーのデザインは山田卓矢さん。京都造形芸大で三嶽さんの教え子だったらしい。

紙は腰のあるいいものを使っている。

 

いわゆる「作品」を展示しない展覧会をしたがっていた日下部一司さんが喜んでいる()。

まだかんじんの「地・図」の仕上がりを見ていないが。

 

plafond

11 novembre 2019, lundi

 

cafeSOL

Book&Cafe SOLのヤンソルさんから、1階のカフェスペースの天井から微妙に埃が落ちるとの知らせをいただいていた。

2階を改装していたとき、大学院生が天井板を踏み抜いたことがあり、床も張り替えたので、そのせいですきまができていたと思われる。

cafeSOL

子細に観察して、梁と天井板のすきまであろうと判断し、そこをパテ埋めして、墨を塗った角材(35mm)を付け回すことにした。

午後3時から一人で作業。

歩いて数分の元崇仁小学校に駐車できるのが助かる。

cafeSOL

cafeSOL

cafeSOL

cafeSOL

作業していて、埃は天井から直接ではなく、梁の出っ張りにたまった埃が振動で舞い落ちているのかもしれないと思う。

 

cafeSOL

cafeSOL

2階は床も張られ、あとは窓と押入れぐらいか。天井もきれいに仕上がっている。

ガラスを割ってしまった窓は、凝ったことにステンドグラスにするという。

12月にお披露目会?

 

 

 

étourneaux en troupe à la Gare de Kyoto

9 novembre 2019, samedi

 

コウモリ

京都駅ビル7階東広場。

「チョウカイホウセイサクシツ」なるアートイベントを訪れたとき、窓の外にムクドリの大群を見た。

コウモリ

コウモリ

見事な群れのかたちが優雅に融合・分解する。見とれてしまって、動画をとれなかった。

 

夕暮れ時で暗くて見えづらく、最初はコウモリかと思った。

ムクドリの大群は動的なかたちをつくる。いくつかの記録動画もみつけた(→)。

自然はすごい。京都駅ビルでやっていた現代アート展がふっとんだ。

 

Noren

9 novembre 2019, samedi

 

崇仁〜京都駅方面に展覧会を見に行ったついでに、京芸大学院出身の若手作家らと取り組んだ共同浴場ののれんがどうなっているか、見て回った。

締切はぼくの担当する薬只浴場が9月はじめ、ほかの5浴場は9月末だったが、案の定、10日近く納品が遅れた者がいた。

崇仁には第二浴場と第三浴場の2つがある。

第二浴場は玉井静穂担当。

のれん

外のれんはあったが、内のれんがない。

浴場管理のおばさんに聞いてみると、のれんはかけてすぐ破れたという。

のれん

フェルト綿を使っている。

染織出身の作家らしく、与えられた布を使わないのはいいが、綿ぼこりがひどく、坊主頭のお客さんの短髪にひっかかり、ひどく怒られたという。

代わりに謝る。玉井さんは知っているのか。

のれん

依頼者の都総合管理の方から、制作意図をメールで送るよう頼まれたが、どうするのかと思っていたら、額入りの説明パネルが飾ってあった。

のれん

 

崇仁第二浴場は、毛利愛美子担当。

のれん

染めとパッチワークの混合技法。

のれん

 

崇仁市営団地では、もう引っ越しが始まっている。

崇仁市営団地

崇仁市営団地

崇仁市営団地

この市営団地には各住居に浴室がなかったと思われる。だから共同浴場がつくられたのだ。

市営団地の解体は来春。崇仁第三浴場もそのとき閉じる。

 

それにしても、何だか悲しい。

父が亡くなり、自分が生まれ育った東住吉区中野の長屋を引き払ったときのことを思い出す。

 

京都芸大のテラスCがここに来る。

 

nettoyage du canal Takasegawa vol.25 et Akio Suzuki

2 novembre 2019, samedi

 

高橋悟さん企画のプロジェクト「霧のまちのアーカイブ〜聞こえないを聴く、見えないを視る」のうち、サウンドアーティストの鈴木昭男さんを招いての「音立てin崇仁」が10月24日から始まっている。

2つのパートからなり、耳型のマークを高瀬川流域の音立てポイント各所に配したものと、高瀬川に長大な鉄線コイルを配する《MAKE UP》だ。

この日は崇仁高瀬川保勝会の定例の川掃除なので、《崇仁テラス》と鈴木昭男さんの作品と高瀬川の関係を現場で確認できた。

 

崇仁テラス

この日は、彫刻専攻非常勤の笠間弥路さんが二人の娘さんを連れて川掃除に参加してくれた。

1月にギャラリー崇仁で個展をするらしい。

崇仁テラス

川掃除後はテラスで「高瀬川地域博物館構想」について話し合い。

《崇仁テラス》は8月からずいぶん長く設置している。

団地の引っ越しが11月にあるからだが、そろそろ再撤去しなければならない。

 

崇仁テラス

いつものことだが、テラス近辺はいろんな生き物が集まる。アオサギがいた。

崇仁テラス

こちらはシラサギ。

崇仁テラス

崇仁テラスの手前まで鈴木昭男さんの《MAKE UP》が来ていた。

高橋悟さんがとてもいい関係になったとメールをくれた。

テラスがじゃまにならないか気になっていたが、菊浜からのばしたコイルの終着点がここだったというのは、ロケーション的にも悪くないらしい。

よかった。

鈴木昭男作品

始まりの地点まで行ってみる。起点は菊浜の正面橋だった。

 

鈴木さんのこの作品は、京都に戻ってきた1995年に北白川で見たことがある。

中川真さんが企画した京都国際現代音楽フォーラムに絡めた展示だった。

水音がそんなに変わるわけではないが、水の流れと金属のコイルがさまざまな音を連想させる。

だが、そのとき、近所のおばさんから「これ何?」と聞かれて、「芸術作品です」と答えたら、「あ、そう、好きなことしたはんねんね」と言って、興味なさそうにその場を去っていった。

その反応が、数年ぶりの京都で、美術に対して市民の声を聞いた最初の体験だったので、かなりショックだったことを覚えている。

京都は離れる前と何も変わっていないと感じたからだ。

鈴木昭男作品

高瀬川沿いに南下すると、音立てポイントがあった。

鉄板は落ちていたのか、上に乗ると少し揺れる。川とコイルと鉄板がいい関係だ。

鈴木昭男作品

水鳥が戯れる。

鈴木昭男作品

ゴミがひっかかる。これはしょうがない。

頻繁に掃除しないと、作品がゴミ取り機になってしまうと思った。