Réseaux sans fin

 

02 août 2020, dimanche

 

やっと梅雨が明けて、夏らしい空が広がるようになった。

総合基礎も無事終了し、あとは制作のために登校した学生から感染者が出ないことを祈るばかりだ。

総基礎の第1課題は、建築家の坂東幸輔さんが出した「屋根を架ける・屋根でつなぐ」だが、ぼく自身、ここ数年ずっと「ふたしかな屋根 toit incertain」をテーマに制作しているので、学生たちの非建築的な屋根の発想が面白い。

担当したDクラスのD2チームから、作品の一部をもらったので、家のヨシズ屋根に吊るした。

(ヨシズ屋根はいつも梅雨明けに架けるが、今年は待ち切れずに7月24日に架けた。)

雨粒

ガチャガチャにミラースプレーして、ひとけが減った芸大の中で増えたクモの巣についた雨粒を模している。

頭の中のイメージからではなく、現場取材して発見したモチーフから作品を展開するもので、気に入っている。

最終アウトプットは映像作品。

デジタルネイティブらしい仕上がりになっている。

総合基礎

 

総合基礎

 

なかでも鉄塔を取り込んだシーンが気に入っている。

京芸の敷地が高圧電線の鉄塔に下にあることをだれも気にしないが、じつは70年万博の前後に西山の向こうから電線をひっぱってくるために建てられた。それはこの地が沓掛と呼ぶように地域の出口にあたるからだ。鉄塔は土地の歴史の隠れた生き証人である。

これまでだれもこの鉄塔を作品に取り込んだ者はいないのではないか。

それを大学に来れない新入生がかたちにするとは。

 

総基礎の成果は、tumblrにあげて外に向けても発信している。

https://sougoukiso2020.tumblr.com/

第一課題「屋根を架ける・屋根でつなぐ」

https://sougoukiso-01.tumblr.com/tagged/lf

 

 

 

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