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23 decembre 2019

 

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京芸のデザイン科改革のためにとった特別研究助成のお金を使って、学生や卒業生ら、若者が発言する機会をつくった。

PDのU先生が改革に熱心なのはいいのだが、進め方の問題で、学内の教員レベルでは共感者が少ないのが現状だ。

教員どうしでいくら議論しあってもラチがあかないので、自分の主張をしたいU先生を説得して、デザインとデザイン教育に関する若者たちの意見を集める場に方向を変えた。

 

デザインもアートも、ぼくは「学校で学ぶ」ことに疑問を持っているので(いやそもそも「学校」という制度を批判したイリイチの脱学校主義者なので)、学内問題にはすべて醒めているのだが、この3年間、デザイン科の問題でずいぶん調整役をさせられており、いいかげん何とか挽回したい気持ちもあった。

何せ京芸は優秀でポテンシャルの高い学生が多いので、彼らの未来のためでもある。

 

広報や当日のプログラムは全部U先生にまかせた。

ぼくがやったのは、最初にすべての椅子に大枝の柿を配したこと。

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会場デザインの一部だが、研究費で食べ物は買えないと言われたので、懇意の大藪農園で自費で買った。70個分を50個分の値段にしていただいた。

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卒業生の仲君と笠松君が、在学中、課題担当教員から聞いた言葉への疑問を話す。

彼らは "endemic"というチームをつくっていて、先月、メディアショップで展覧会をしていた。

今の時代の「当たり前」に対するこういう疑問こそ次世代は共有すべきだ。

そして芸大は、こうした疑問に応えて、いっしょに問題を探求する創造的な場でなければならない。

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学生や卒業生らの発言が相次いで、いい感じの場になった。

U先生らの盛り上げたいという努力も多少はみのったのではないか。

「この京芸というのは、学生たちの声を聞く耳をもっていて、みんなで京芸を変えていくことを許容する」と最後に来場者にはっぱをかけたが、はたしてこの先どうなるか。

今回はぼくたちが場を仕立てたが、学生や若手教員自身が今後も自主的にこうした横断的な議論の場をつくっていけるかどうか、

デザイン科の将来はそれにかかっていると思う。

 

 

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