Suujin Terrasse vol.6

28, 29 juillet 2019, dimanche et lundi

 

「崇仁テラス」第6期の制作。

台風6号が近畿に来たため、27日(土)は作業はやめて、28,29日で設置を行った。

 

28 juillet 2019, dimanche

 

人手が足りないこと、川の西側からの搬入路がふさがれていることを心配して、長岡京でトラックをレンタル。

だが元崇仁小学校に着くと、菊浜高瀬川保勝会の上村隆明会長、七条大橋をキレイにする会の井上茂樹さんと石原さん、照明会社(なないろ電気)の井上社長とスタッフの前中由希恵さん、京都造形芸大学生の奥山愛菜さんらが待ちかまえてくれていた。

 

足場板54枚、コンクリ台付き束柱15本、梁や筋交い用の木材を3回に分けてトラックに積み込み、川の東側の団地(楓のまち)の車路から搬入した。トラックから川岸までリレーで運んだので、午前中に資材搬入は終了した。

途中、団地の5階の住民から「うるさい、静かにしろ」と怒鳴られたので、昼食後ビールを持って挨拶に行く。

訪れた住居には、なんと去年の生き物アートワークショップの参加者の女の子がいて、面倒なことは起こらずに済んだ。

 

崇仁テラス

午後は、まずテラスの設置位置を決め、対応する川面に繁茂した草刈から始める。

はじめ南側にずらすことを考えたが、やはり大島桜の木陰が夏の日差しを遮るので、位置は春と同じ。

崇仁テラス

崇仁テラス

手伝ってくれた奥山愛菜さんは、京造の総合造形コース2回生。「ソーシャルアート演習という授業で、フィールドワークをして作品を制作する」ということをしていて、崇仁での活動を知って、参加してきた。

瀬戸内の自然豊かな環境に育ったらしく、立体造形を学んでいるので、インパクトドライバーも扱え、施工のセンスもいい。

 

「ソーシャルアート演習」というのは京芸にはないタイプの授業だ。

最近あちこちの大学で、地域に関わる授業を行っているらしいが、そういう枠組みをわざわざ授業として学生にやらせることに違和感を覚える。私的個人的なことは同時に政治的社会的なものであるように、人間や物質に関わるアートはもともとソーシャルなものだ。日本各地の「地域アート」の流行が背景にあるのだろうが、ぼくは基本的に「アート」の前に何かを冠することがきらいだ。

アートはアートであって、それ自体としての深さと広がりをもつ流動体であり、多様な変化を許容する。

ぼくはじつは芸術至上主義者なのだが、そう見られないのは、「芸術」の定義が人とちがっているのだろう。たぶんアートを市場価値でしか見ない連中と。

 

崇仁テラス

川に足を浸す「足水」。夏にぴったりだが、冷やしすぎるとよくないらしい。

 

崇仁テラス

この日は構造が組めたところまで。(午後4時すぎ)

 

29 juillet 2019, lundi

 

崇仁テラス

翌日は朝から川の水は濁り、水量も多い。

塩小路以北の高瀬川に重機を入れて、草取りと河川整備を行っている。

南部土木事務所が委託した業者の仕事らしい。

崇仁テラス

この日、午前中は筋交いなどの補強を行う。

水量が多く、いつもは見える束柱のコンクリ台が水没している。流れてくる草の量も半端ではなく、テラスの足にひっかかる。

この除去が問題だ。

崇仁テラス

昼は前日と同じ須原通りの「あい子ちゃん」食堂で。前日はマンボ焼、この日は焼きそば。

崇仁テラス

あい子ちゃん食堂で、久しぶりに仁君と会う。2年前の2017年12月、テラス解体の時にやってきて、手伝ってくれた。

「今、またテラスつくってるけど来ないか」と誘うと、午後にやってきた。

仁君は芸大移転のC地区になる市営住宅26号棟に住んでいて、11月にはテラス西側の市営住宅新棟に引っ越してくるという。

地域の当事者でもある彼がテラス作りを手伝ってくれるのはうれしい。

お父さんが大工らしく、インパクトドライバーもすぐに使い方をマスターするなど、ボランティアおじさんよりはるかに施工センスがいい。

崇仁テラス

すきまをそろえる。

崇仁テラス

午後4時過ぎ、二人で無事テラスを完成させ、かき氷で乾杯。

崇仁テラス

気持ちいいとテラスに寝そべる。大きなすきまからは川の流れがよく見える。

川の上はつねに空気が動き、体感温度も低い。午後になるとテラスは高層団地で影になり、夏でもかなり快適だ。

団地や近所の人が気軽に利用してくれたらと思う。

 

崇仁テラス

看板やベンチもあることを知っていて、置こうと率先して動く。配置は仁君の指示に従った。

このあと、川から重たい岩も引き上げて設置した。

 

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