trace de l'eau

17 mai 2019, vendredi

 

総合基礎に加え、やんそるさんのカフェ2階の改修のための材木調達や裁断・施工指導などの仕事が加わったので、目の回る忙しさが続く。

この日は午後、京都駅近くの国交省京都国道事務所工務課へ。

柳原銀行記念資料館前の噴水の管理担当と水路の水量増加の可能性を確かめるためだ。

なぜかといえば、崇仁地区以南の高瀬川の水量がもう少し上がれば、1月に提案したように()、B地区に山水河原者の親水空間をつくったり、東九条の空き地に高瀬川の過去の流路をコラージュして氾濫原公園をつくるなど、親水性の高い新しい都市空間を生み出す可能性がいっきに広がるからだ。

崇仁

崇仁

京都市の河川整備課の上田さんから、この噴水は、24号線のJR下の道路排水をポンプアップしているので担当は国道事務所だと聞いた。それでポンプの機構や排出先調整の可能性を知りたくて、担当者に会いに行ったのだ。

 

だが、担当の藤岡係長と話してわかったのは、噴水の水とJRアンダーの排水は物理的に無関係、後者の排水機構のコントロールなどによって噴水の水量を増やすことはできない、ということだった。

2002年の24号線の掘下げ/高瀬川の流路変更の工事のあと、国交省側は道路排水の一部を高瀬川に流すことを京都市側に提案したが拒否され、やむなく110mm を越える大雨になったときのみ、JR以南の高瀬川に流しているそうだ。

電話対応のぶっきらぼうさとちがって、藤岡さんとは話が通じ、ポンプの図面も提供していただいた。

 

まちがった情報を渡され、頭に来ていたら、すぐあと河川整備課からメールで、

「柳原銀行記念資料館前ポンプ及び水路の管理者は,京都市都市計画局すまいまちづくり課で,将来的には芸大の方にポンプ及び水路共に引継ぐ予定」との情報が入った。

縦割り行政のうえ、担当者をころころ変えるので、正確な情報が引き継がれていないのだ。

 

噴水や水路が外構デザインの一部になるのはまちがいないが、水量とそのコントロールは、崇仁〜東九条の高瀬川流域のデザインにとってとても重要だ。だが、きっと芸大の敷地と地域のデザインを高瀬川で連結させて考えていくことまで、今の行政の体制ではできないだろう。

 

崇仁

崇仁

久しぶりに崇仁に来てみると、テラス設置地区の市営住宅建設が進んでいる。

本年9月上旬に完成するとかで、建物周りの仮囲いがはずされ、団地の相貌が姿を現わしつつある。

崇仁

 

どんどん進む風景の改変。

一人こだわっている自分がふとばからしく思えてきた。

移転基本コンセプトをつくった手前、責任を感じてあれこれ動いてきたが、余計なお世話なのではないか。

 

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