dessins

15 mars 2019, vendredi

 

この日は今年度最後の教授会。夜は美術学部の退任記念パーティ。

帰宅途中、ふと「絶筆」という言葉が頭をよぎる。

 

このところ、ずっと立体やインスタレーション、あるいはデザインばかりやっているが、

つい先日、東九条マダンやんそるさんから、今年度の報告書のために何か書いてほしいと頼まれ、久しぶりに鉛筆で絵を描いて提出した。昨秋のマダンの祭の動画を見ながら、マチスのダンスや山口薫が絶筆に描いた輪になった人間をぼんやり思い出しながら、鉛筆を動かした。

それが描きたい欲望に火をつけた。

絵を描くのが本来の人間であれば、やはり最後は「絶筆」とならねばならない、と思う。

自分はどんな絶筆になるか。

 

そう思って帰宅すると、深夜、どうしても筆で絵を描きたくなる。

絵筆を水に浸し、絵具を滲みさせると、筆先にビリビリと電気が走ったような感じがした。

 

「日々絶筆」という気構えは、井上有一だったか。

 

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