Enlèvement des expositions

4 novembre 2018, dimanche

 

二つの展覧会の撤収を二日連続で行う。

 

日曜は、徳島県立近代美術館ギャラリーでの「おもかげおこしふくわらい」展の撤収。たった5日間の展示だった。

おもいでおこしふくわらい

13時に自宅を発って、高速とばして16時に徳島着。

展覧会の評判はよかったと聞いたが、火曜も展示が終わってすぐ京都に戻り、この日も閉館までの1時間しか会場にいないので、実感がない。

おもいでおこしふくわらい

17時からただちに撤収を始めて、企画者の吉原美恵子学芸員やデザイナーの内村夫妻、地元のデザイン会社L.M.Pの人も手伝ってくれたので、二日がかりだった展示も1時間で撤収が終わった。

おもいでおこしふくわらい

おもいでおこしふくわらいお

展示室全面にふくわらいを貼りまわしたが、監視カメラや控室の扉のヒンジははずすことができないので、逆にそれをふくわらいに取り込んだ。この二つだけが障害者施設の人でなく、ぼく自身のふくわらい。

4人(ぼくと日下部一司さん、今村源さん、三嶽伊紗さん)は、よく示し合わせたように会場のすべてを使いきる。

脚立を片づけないで、会場に残しておくこともすんなり決まった。

そういうことが楽しくて、いっしょに展覧会をしているようなものだ。まだ3度目だけれど。

 

撤収が終わって直後、神戸の森下明彦さんから、わが師匠の堀尾貞治さんが亡くなったという知らせを受け取った。

 

堀尾さんのことで頭がいっぱいになりながら車を走らせ、23時帰宅。

夏のワークショップ以来、今年は何度も淡路島を通ったが、結局、PA以外に島に降りたのは、給油のための一度だけだった。

次は来年1月、京都のArt Space Cojinで展示。

 

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5 novembre 2018, lundi

 

11月5日は、元崇仁小学校での「水の生きものでアートする」の撤収。

手伝いを呼ぶのがめんどくさいので、一人で作業した。

元崇仁小学校内高瀬川

橋のらんかんに立てていた幟を解体して確保した3mの角材が役に立った。

これで脚立を安定させ、かつ絵が川に落ちるのを防ぐことができた。

元崇仁小学校内高瀬川

はずした絵は、描いた子どもたちがいる崇仁児童館に寄贈。

窓の飾りでも切ってテーブルクロスやランチョンマットでも、何かに使ってくれるとうれしい。

 

今回、川というものの面白さ、奥の深さをあらためて実感した。

 

ひとりで作業していて面白いのは、当然手が足りないから、まわりの事物や状況を第3、第4の「手」にしないといけないことだ。

「手を増やすこと」がうまくいくと、まわりの世界がぼくを助けてくれる感じがして、世界と一体となっている幸福感がある。

人間ではなく、物質世界との一体感。この悦びがぼくの創作の根底にある。

そして人間以前、人間以後の荒野を夢見る。

だいそれた芸術思想など、じつはないのだ。

 

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