escalier au ciel

6 février 2019, mercredi


空への階段

空への階段(撮影:2018年8月14日。長岡天神駅前で)

 

見上げること、見下ろすこと。

階段=きざはし=規則的に刻んだ橋/はし・ご(梯子)=異なる次元をつなぐもの=「スケール」の発生

escalier ⇄ échelle (スケール、梯子)

 

travaux pour l'ecole des beaux-arts

25 jan 2019, vendredi

 

今週で芸大の授業は終了。

講義系の「現代芸術論」は、教室での学生の発表で済んだが、実習系の「造形計画1」「造形計画2」は、それぞれ展覧会や屋外でのプロジェクトの発表のかたちをとったので、準備がたいへんだった。

柿沼先生の退任記念公演会の手伝いや、自分の展覧会準備と重なってやるのは無茶だが、なぜか最近、すべて強行突破したい気分なのだ。

 

造形計画1の方は、図書館閲覧室での課題「Artist's Book」の展覧会。

作品のキャプションやポスターをつくるのはこちらの仕事。

日中は会議などほかの大学の用事に手をとられるので、それらの制作は自宅で深夜までかかってやらざるをえない。

それでもときに学生のユニークな発想に刺激を受けるのが、唯一の楽しみ。

 

Artists Book

 

造形計画2の方は、「地/図」をテーマに風景にアプローチしてきたが、道、階段、橋、大地の起伏、見えるものと見えないものなど、近年の関心がようやくまとまりつつある。

雪舟の『天橋立図』が、絵と地図の中間にあり、西国33箇所の札所を描き入れていることの発見をきっかけに、大学のキャンパスに巡礼の道を設定することを課題として、プロジェクトを強行した。幸い学生たちは楽しんでくれたようで、よかった。

こちらもパンフレットのデザインと印刷以外に、足場板を運んだり、廃材でテーブルやベンチ、看板をつくったりなど、一人でやらねばならないのだが、目の前で風景が別のものに変容していくのが楽しい。

 

今回は準備時間が不足し、中途半端になった側面があるが、次年度は少し大規模に取り組んでみたい。

あと2年で、造形計画という試みが、美大での独自の教育プログラムとして、しっかりしたかたちにまとまるだろうか。

後継者がいないことだけはたしかなのだが。

 

 

preparation

14 jan 2019, lundi

 

+1 Galleryで発酵展のための現場での展示実験。

特に映像の投影と空間を関連付けるため、焦点距離と映像のサイズ、柱や梁との関係の確認作業。

案の定、図面どおりにはいかない。

test

                            (撮影:稲垣智子)

1)布の仕事が減った分、スクリーン二つをつくる仕事が増えた。

2)不明だったことが確認できたのは大きい。やはりいくら頭の中で考えていても、現場は異なる要請や発想をうながす。

3)空間の造作やスケールにからだがなじみはじめた。

 

ニュースで梅原猛さんが1月12日に亡くなったことを知った。

(生前はいっさい接触がなかったし、本も読んだことがないので「先生」とは言えない。)

勤務する京都芸大の元学長で、東山から現在の沓掛への移転の立役者と聞いた。

京芸の教授時代は、ぼくが今いる研究室におられたそうだ。

その後ミホミュージアムの館長をされていたこともある。それでミホミュージアムに行ったとき、梅原猛さんの陶板が飾ってあったので、写真に撮って研究室のドアに飾っておいた。今もそのままだ。

悪筆だと思うが、門外漢の書を楽しんでおられたのだろう。

梅原猛

だがこの写真、いつミホミュージアムに行って撮ったのか、わからない。

 

 

travaux avec les étudiantes

8 mars 2017

 

ギャラリーアクアで、染織のひろいのぶこ先生の退官記念展の展示のお手伝い。

作品とは別に、先生が世界各地から集められた膨大な染織資料を展示する。

そのための展示台を、昨年の神戸での「新シク開イタ地」展の作品資材を再利用してつくる。

 

展示には染織専攻の女子学生、卒業生たちがたくさん手伝いにやって来る。

ひろい先生の人徳だろう。

 

展示台

合板パネルに紙をはって、さらにさらした布を巻く。用意した台は20個。

この上に資料を並べる。

 

展示台

布は学生等にやってもらった。

台のガタつきを直すため裏返してみると、びっくりするほど画鋲がびっしり。笑ってしまった。

 

マケット

 

藤野靖子先生がみなにお昼のサンドイッチをふるまう。

 

藤野先生、ごちそうさまでした。

 

 

 

 

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