Madan; espace commun du Coréen
20 juillet 2018(vendredi)
秋に元崇仁小学校で予定している「川デツナガル」という地域交流イベントの統一ポスターのデザインをおおせつかった。
そのための取材に、東九条のマダンセンターで、在日のオモニたちと子供たちが20年近く前に描いたという『川の絵』を見せてもらう。
全長20mはあるという。
はじめ高瀬川とわかるが、川筋をたどるにつれ、鴨川になっていくのが面白い。
25 juillet (mercredi)
8月4日の川掃除のチラシ、ようやく出稿する。
上質90、両面カラー、200枚、翌日仕上げ(4060円_プリントパック)。
裏面のニュース欄の東九条マダンの載せ方をめぐって、まちづくり派とマダン側の意見が衝突した。
まちづくり派が東九条マダンの文化力や美術を利用しようとしている構図がちらと見えた。
ここはビジュアルの出番だと思い、プロジェクト名を「川デツナガル」とカタカナにし、ロゴを急ごしらえした。
ぼくは地域の過去の経緯をよく知らない。そもそも「社会科」的な近過去の歴史に興味がない。
ただ「河原」/「非土地」いうアイデアともう少しつきあってみるために動いているだけだ。
それとの関係で、朝鮮語で「広場/共有空間」を意味する「マダン」ということばに関心をもった。
今は死語化しつつある民俗学的概念のようだ。
梁説さんが論文を送ってきてくれた。