faire une terrasse_4

19 octobre 2017, jeudi

 

雨模様の中、テーマ演習つちのいえの授業を長谷川先生にまかせて、高瀬川でテラスづくりに取り組む。

朝、22日の「漂流するアクアカフェ」のゲストに呼んでいるやなぎみわさんから、参加者の少なさを心配するメールが届く。

ゲストにまで心配かけるのは面目ないが、じつはぼくの心は参加者の数よりテラスづくりにある。

作品であってもなくても、自分の関心はつくることそのものにしかない。

 

terrace-making1

旧崇仁小学校体育館西側の作業場から100mほど。

テラスの設置位置を決めたあと、3mの柱材5本を運んで組んでみる。

化粧石の凹凸が激しいので、安定した水平を取りにくい。

 

terrace-making2

景観フォーラム理事で崇仁高瀬川保勝会事務局長の中村伸之さんがメーリスで呼びかけてくれ、井上茂樹さん(七条大橋をきれいにする会事務局長)と午後3時に資材運びを手伝いに来てくれる。

最初は手で運んでいたが、4mの足場板が54枚もあるので、僕のスパイクでバックドアを開けたまま運ぶことを思いつく。

 

何にせよ、たいていいつも一人で運んで一人でつくるので、シニアの男手が二人もつくというのは、なんと楽なことか。

(そういえば、昨春『新シク開イタ地』でヒスロムと林正樹さんに手伝ってもらった・・・)

 

terrace-making1

2時間で資材を全部現場に運ぶことができた。

明日はいよいよ川の中に入らないといけない。

台風21号が近づいて雨模様が続いている。

22日の「漂流するアクアカフェ」はこのテラスではなく、崇仁小学校の体育館でやることになる可能性大。

この運の悪さはいかにもぼくらしい。

 

20 octobre 2017, vendredi

 

雨を心配しながら、本日もテラスづくり。

筋交い用の材木が少し足りないことに気づき、コーナンプロに買い足しに走る。

terrace-making3

一番おそれていた川底の状態だが、砂や石をかき寄せたりかき分けたりして、なんとか梁を水平にし、柱を立たせていく。

軸組までいかないが、半欠きにしてボルト・ナットでとめるやり方が手っ取り早くて正解と思う。

一週間このまま設置しておくので、水流が束石まわりの川底をどうえぐるかが観察できる。

 

都市計画局の人が立入禁止を示すコーンを持ってくる。

一人でつくっていて、驚かれる。

 

terrace-making4

3時半くらいから井上茂樹さん、藤尾まさよさんが手伝ってくれる。

やはり人手があると、道具や材料に手が届きやすくなり、能率があがる。

柱15本がしっかり立ってほぼ水平を実現できたので、本日はここまで。

 

faire une terrasse_3

14 octobre 2017 samedi

 

平日は作業できず、一週間空いてテラスづくりに再び取り組む。

午後2時前に旧崇仁小学校に行ったら、RADが「Moving Terrace Works : 彷徨う採集車」というイベントに出発するところだった。

RADには10/22日の「漂流するアクアカフェ」でもお世話になるので、少しだけ手伝う。

RAD

ハンドスキャナーでまちのテクスチャーを採集するRADの建築家・木村慎弥さん。

KAVCの今年のExhibition as mediaの参加者だったので、顔は知っていた。

 

(KAVCの指定管理者が変わったので、去年の「新シク開イタ地」展のウェブサイトも消えている。

「新開地アートブックプロジェクト」のサイトも。自分のサイトに復活しようとしたが、時間がない)

 

2 angles

街を歩くと、いろんなモノや関係性がアンテナにひっかかる。

材木が回転しているのとほぼ同じ角度で割りばしが落ちているのを見つけて、少し興奮。

 

この日は景観フォーラムの中村伸之さんが手伝ってくれるというので、急いで体育館裏の作業場へ。

shadow

いつだれがやったのか。壁の一部が塗られ、夕陽の影が壁に落ちているように見える。

意図的なアートワークとすれば、なかなかしぶいと思う。

 

この日はテラスの柱となる部分を15個つくった。

 

 

16 octobre 2017 lundi


昨日は、「状況のアーキテクチャー」受講者に対応したり、ワークショップに使う台をつくったりして、本体はあまり進まなかった。

今日も雨。広々した野外の屋根付作業場の気持ちよさが救い。

making terrace

テラスの短辺6m。頭で考えているより大きくてヴォリュームがある。

これくらいの広さの半野外の工房がほしい。

あと2〜3年はここを使えるか。。。

 

making terrace

この日も一人で柱と梁の組み合わせ5体をつくった。東側部分8x3mの基礎。

川底はフラットではなく凹凸があるから、きっと現場で調節しないといけなくなる。

あまり大きな音が出せないから事前に加工しているのだが、ムダになりそうでちょっと恐々とする。

 

夜は当日のレジュメのデザイン。

10月に入ってまったく休みの日がない。

 

 

faire une terrasse_2

8 octobre 2017 dimanche

 

テラスづくりを開始。

平日は大学の仕事が忙しくて、崇仁地域まで来ての作業は、土・日・月しかできない。

10/22(日)の「漂流するアクアカフェ」に間に合わせるには、10/08,10/09,10/14,10/15,10/16,10/20,10/21の7日間。

形はシンプルとは言え、川の中に設置するし、人が乗るので構造的に安定・安心なものでないといけないので、結構あせる。

京都市からもらった高瀬川の図面はあてにならないので、やはり現場で採寸からやり直すのに限る。

正解だった。やってみてわかったことがたくさんあった。

テラス試作

高瀬川の設置場所にて、北を望む。

これで奥行8m、左右6m。川底から梁の下面まで80cm。

脇の支流の石垣の東側は西側より5cm低かった。

束石を使うのも正解だった。

これで束柱の加工の仕方が決まった。

このエリアの再開発のとき、唯一残されたという桜の木を取り込む。

その枝を使ってスクリーンをつくることも可能とわかった。

 

高瀬川の川魚

川には魚がいっぱい。ハエかオイカワかカワムツか。

 

oiseau

エサを求めて、サギもしょっちゅうやってくる。

 

この場所は芸大移転予定地ではB地区といい、将来、地域と芸大の直近の交わりの場となる。

 

崇仁団地予定地

高瀬川の西側はもっか空き地になっている。そこに建てるという崇仁市営住宅。

下中北ブロックが25戸で地上6階、下中南ブロック(芸大側)が96戸で地上10階、高さ31m。

結構高いビルがドーンと突立つことになる。

芸大側から北を見て、見通しが開けるのは高瀬川ぐらいしかないだろう。

都市計画局が三宅建築事務所とかにまかせたビルのデザインは、芸大の設計チームに伝わっているのだろうか?

そもそも都市計画局は、芸大の移転コンセプトや設計イメージを知っているのだろうか?

 

久しぶりに中光園で昼食をすませたあと、たまたま「平成の京町家」KYOMOに立ちよったら、閉鎖前のイベントをやっていた。

無料でおいしい珈琲が飲め、ドーナツももらえる。

企業のモデルハウス群は近く撤去されるというが、平成の京町家普及センターは残るという。

2年前に2階にとりつけた鍛金アルミの高瀬川がまだあるだろうかとのぞいたら、しっかり残っていた。

かつての高瀬川の流れがこの方向。

2年を越える長期インスタレーション。ちょっとうれしい。

tracing suujin 2015

 

資材置場

旧崇仁小学校体育館西側に資材置場兼作業場所を確保。

今日は、廃材で作業テーブルをつくり、材木をコーナンプロ吉祥院から運んだ。

足場板(30x200x4000)54本、桧バタ角(90x90x3000)9本(2本足りない!)、2x4材(L3650)14本、束石15個・・・

 

体育館から電気を引け、庇もあり、照明もつく。まわりに住宅はない。

にんまりする。

 

その体育館のなかでは金氏徹平氏らのチームが舞台稽古に励む。

にぎやかだ。

高校時代のことを思い出す。

ぼくは柔道部でたった3人でさみしく練習していた。

それに対して、文化系の連中はたくさんいて、にぎやかで華やかで、男子も女子も大人びていて高尚そうだった。

同じ構図が今も。

にんまりする。